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Blogこれからどう変わる?マイナ保険証と資格確認書の基本ガイド
2025年12月2日から、これまで使っていた紙・カード型の健康保険証は使えなくなり、
マイナ保険証の利用が基本となりました。
そこで今回は、派遣スタッフさんの人事労務も担当している私たちから、
「結局どうなるの?」「持ってないと困る?」という疑問にお答えします!
そもそも健康保険証って?
医療機関で診療を受けるときに出していた、あのカードのことです。
2025年12月1日をもって、従来の健康保険証はすべて期限切れとなり、使えなくなりました。
これまで転職などで保険証が新しく発行されることもありましたが、
今後は マイナ保険証や資格確認書が基本となり、新しい保険証は発行されません。
★保険証の補足
昔は手帳タイプの紙製も多かったですが、最近はカード型が主流でしたよね。
ちなみに、加入している保険組合によってカードの色が違うってご存じでしたか?
なぜ廃止されるの?
ひとことで言うと、医療のデジタル化(医療DX)を進めるためです。
マイナ保険証に一本化することで、
- 医療情報の一元化
- 医療現場の事務作業がラクに
- 無駄な医療費の削減
- より正確な診療につながる
などが期待されています。
マイナ保険証って?
マイナンバーカードを健康保険証として使えるようにした仕組みです。
医療機関や薬局に設置された専用端末にマイナンバーカードをかざすと、
保険資格の確認や、過去の薬剤情報・特定健診の情報が共有できます。
これにより、過去のお薬の記録を申告しなくてもよくなるので、
重複投薬の防止や、より適切な診断につながると言われています。
※マイナ保険証を使うには、マイナポータルや医療機関の端末で、
「健康保険証として利用するための登録」が必要です。
マイナンバーカードを持っていないとどうなるの?
まず、マイナンバーカードの取得は 義務ではありません。
2025年10月末時点の普及率は約80%ですが、持っていない人もまだまだいます。
そんな方のために用意されているのが…資格確認書です。
「資格確認書」って?
マイナンバーカードがない人、
または持っていても保険証利用登録をしていない人が、
医療機関を受診する際に使える カード型の証明書です。
従来の健康保険証とほぼ同じで、医療機関で提示できますが、
過去の薬剤情報などを提供する機能はありません。
資格確認書は 原則申請不要で自動的に交付されます。
資格確認書はいつ届くの?
みんなの保育でご就業いただいている方からよくある質問がこちらです!
「マイナ保険証を作ってないのに、資格確認書が届かない…!」
みんなの保育では、入社後 おおよそ1か月前後 で資格確認書が手元に届きます。
もしこの間に病院へ行く予定がある場合は、
「資格確認書の発行待ち」であることを医療機関へ伝えるなどのご対応を推奨しています。
こんなケースもありました!
みんなの保育に入社して約1か月が経ったAさん。
「資格確認書が届かない」とのことで保険組合に確認したところ…
「すでにマイナ保険証の登録が完了しています」
との回答が。
実はAさん、数年前にマイナポイントを申し込んだ際、
自動で保険証利用登録も済ませるサービスを利用していたとのこと。
つまり本人の自覚がないまま、マイナ保険証がすでに使える状態になっていたわけです。
このように、マイナ保険証の登録が完了している人には「資格確認書」は発行されません。
「届かない!」という方は、まずマイナポータルで自分の状況を確認しておくと安心です。
マイナポータル https://myna.go.jp/
まとめ
- 健康保険証は 2025年12月1日 で廃止されました。
- 2025年12月2日 からは、マイナ保険証の利用が基本になります。
- 今後、紙やカードの健康保険証は 発行されません。
- マイナ保険証を持っていない人には、自動的に 「資格確認書」 が届きます。
- すでにマイナ保険証に登録済みの人には、資格確認書は届きません。
- もし資格確認書が届かない場合は、マイナポータルで状況をチェックしてみましょう。
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