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Blog「“保育士=激務”ってどこも一緒?転職で2ヶ月だけ派遣を経験してみた(元保育士30代の経験日記)」
「保育士ってどこも激務でしょ…」
「転職しても、またあの忙しさが待ってるんじゃないの?」
そんな不安から、転職に踏み出せずにいた私。
でもあるとき、「派遣なら、まずは“お試し”で働けるかも」と思い、2ヶ月限定の派遣保育士として働くことにしました。
今回はその実体験を、リアルにレポートします。

なぜ“派遣”を選んだのか?
👆正社員の求人は多いけど、また心も体も削られたくなかった
👆ライフスタイルが変わり、シフト勤務が難しくなった
👆派遣という働き方を経験してみたかった
👆周りの友人保育士に派遣として働いている人が多かった
📌ちなみに…
派遣会社に登録して希望を伝えると、エリア・勤務時間・勤務日数・クラス希望まで相談できた!

派遣先での配属は0歳児クラスの補助
・園の規模は中規模(6クラス/職員30人ほど)
・0歳児クラスの担任メンバー
正職員3名(ベテラン40代2名と新人さんの20代1名)+私(派遣社員)
・ベテラン、中堅、新人の割合的にはベテランが多め
・職員同士のあいさつしっかりめのいわゆる体育会系
・担任ではなく、基本は「0歳児クラス+フリー補助」というポジション
・朝夕の時間帯によっては他クラスの応援へ移動

1日の流れ
🕘 9:00 出勤(10分前に着替えて合同保育室へ)
→ 着替え・引継ぎ・午前保育の補助(遊び/おむつ交換など)
🕚 11:00 給食介助&片付け
→ 正職員が保育を進める為、食べるのが進まない子や食事後の後片付けやトイレを担当
🕐 12:30 お昼寝タイム
→ 寝かしつけや布団準備。
寝たら室内清掃と廊下やトイレ清掃、おもちゃの消毒、連絡帳記入※日誌は書かない
🕒 15:00 おやつ
→ トイレ、清掃、帰りの準備
→職員が退勤して人数が足りないクラスへ応援に入る
🕒 17:00 延長保育の子どもたちと合同保育室へ移動
→子どもたちの移動を安全に行った後、持ち帰る荷物の移動
→派遣社員の私は ここで退勤
📌基本的には、正職員のサポート業務がメインなので、
会議に参加したり率先して保育を進めたりすることはない

実際働いてみてどうだった?
💡よかった点
- 責任の重い書類仕事がほぼゼロ(行事準備・計画なし)
- 担任の先生が優しくて、ちゃんと“チーム”で動けた
- 派遣だからと邪険にされることはなく、積極的にサポートに回ることで感謝された
- 子どもと関わる時間が多く、純粋に楽しかった!
- 保育士経験があったため、園のルールに適応するのに時間はかからなかった
😵大変だった点
- 園によって“補助”の範囲が違う(任される量にばらつき)
- 派遣という立場で“壁”を感じる瞬間もあった/情報共有の量に差
- 現場の正職員は指示する間もないほど忙しいため、自ら率先して動く必要がある
- 子どもとの信頼関係を築くまでは、おむつ替えや寝かしつけは嫌がられて大変
- おむつ替えやサポートに徹し過ぎたため腰痛発症(張り切り過ぎは要注意)
「保育士=激務」は園による。これが本音
正直、「どこも激務」っていうのは半分正解で、半分ウソ。
今回の派遣先は、正職員は忙しそうだったけど、補助として入った私はかなりゆとりを持って働けた。
基本0歳児クラス+フリーで入っていたので、複数のクラスを見ながら、園の雰囲気や職員の人間関係も観察できた。
結論:園による。職種(担任 or 補助)による。人間関係にもよる。
短期派遣を経験してみてわかったこと
- 「保育の仕事、やっぱり嫌いじゃない」と再確認できた
- 無理に正社員にならなくても、自分のペースで戻れる方法はある
- 最初の一歩を小さくすれば、不安も小さくできる
~これから転職を考えるあなたへ~
ブランクがある人、正職員の重さに疲れた人、
保育士としてもう一度働きたいけど踏み出せない人。
そんなあなたに伝えたいのは──
「派遣」という働き方で、もう一度“保育”と向き合ってみるのもアリです。
合わなければ辞めればいい。
でも、意外と「まだいけるかも」って思えるかもしれない・・・
あなたとマッチしたお仕事情報をスグにお知らせします!